
入れ歯のアフターケアで大切なのは、入れ歯そのもののメンテナンスもさることながら、残った歯(別の歯)が虫歯や歯周病などにならないようにするのが大切です。
入れ歯の定期的な検診は、最低でも半年に1回、メンテナンスは患者さまが少しでも違和感を感じたらご来院いただくのが望ましいでしょう。
入れ歯のアフターケアは、私たちドクターができるものと、患者さまご自身で行えるものがあります。そして、このどちらが足りなくても入れ歯のパフォーマンスはじゅうぶんに発揮されません。

- 最初は多少の違和感がつきものです。装着してすぐに固い食べ物をとらず、柔らかいものから慣らすようにしてください。
- 入れ歯は、噛むときの力が歯茎に直接伝わりますので、場合によっては歯茎に痛みを生じることがあります。痛みが激しいときは無理に装着せずに、外してご来院ください。
- 毎食後の丁寧な清掃が不可欠です。口内環境を整えると同時に、入れ歯そのものの寿命にも影響しますので、洗浄などは欠かさずに行ってください。
- 就寝時は専用の洗浄液を使用してください。
- 仮に不具合がなくても、半年に1回の検診は欠かさずにお越しください。